ふーみんの無限世界

エッセイ、詩、小説の可能性を信じて

お願い

お願いがあります


あなたの寝顔を見たいんです
好きなだけ見つめたい


そっと頬に口づけしても
起きてはだめ


私は照れ屋だから


もし目を覚ましても
眠ったふりをしていてね


あなたの心はどう頑張っても覗けないから
せめて愛しいその姿だけは
目に焼き付けたいのです


夢の中だけでもいい
好きなだけ見つめさせて


でも目を開けたらだめ
私は照れ屋だから


夢の中でも
照れ屋だから