ふーみんの無限世界

エッセイ、詩、小説の可能性を信じて

コロナワクチン三回目接種

引っ越しなどで、遅ればせながら、コロナワクチン三回目接種しました。
二回目のファイザーのときは、高熱が出てふらふらになり、数日後に帯状疱疹も。
恐れをなした私は、今回は割と副作用少なめと言われているノババックスで受けました。
発熱は微熱程度。腕の痛みもそれほど無し。
倦怠感は強め。
日曜日の集団接種しか予約できず、翌日の仕事はかなり辛かったです。
家にいたら何もできないくらいのだるさ。
私は訪問介護事業所で働いていますが、事前にもしかしたら休むかもと会社に伝えてはありました。
ですがその際、上司は自分は三回目のワクチンのあと、高熱出たけど、解熱剤飲んで仕事したとのお言葉。
自慢にはならないよ、と心の中で思いました。
介護の仕事で、ふらふらで現場に出たら、利用者さんの移譲移動介助時に危険だし、そもそも、そんな労働環境自慢にはならないはずです。
休むなとは言われませんでしたが、いい気持ちはしなかったです。
ワクチンは人によっては副作用大変辛いものですが、おそらく勤め先の環境によっては、かなり無理して働いている人、たくさんいると思います。
変な精神論や、劣悪な労働環境、人不足。
非常時にこそ、特に感じます。
もっと人間らしく働ける社会になってほしいです。

真夜中のドライブ

他愛ない話が途切れて


高速で移動する小さな空間で


二人は静かにただ前だけを見ている


闇の中で、無数の光の中を


飛ぶように滑っていく


二人だけのこの瞬間


ずっとこのまま


このまま二人でいられたら


目の前の闇に


なにが待っていても


二人でこのままずっと


溶けて一つになるまで

私の小さなかけら

ふわふわあなたの前髪の上を飛び跳ねて
いたずらっ子な優しい瞳をすり抜けて
ざらざら頬を滑り降りたら
やわらかい笑い声をあげる口に吸い込まれ
そんな私の小さなかけらは
今日は幸せの夢を見る